-------- AUTHOR: 宮本 TITLE: 捏造警告 BASENAME: post STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 CONVERT BREAKS: default ALLOW PINGS: 1 PRIMARY CATEGORY: 日記 CATEGORY: DATE: 5/03/2004 17:01:00 PERMALINK: http://type99-3.blogspot.com/2004/05/blog-post_03.html ----- BODY:
 5月1日「これがイラクの真実だ」で紹介したリンク先の写真の中に、不適切な写真が混在していることが分かりました。
 今話題になっている、捕虜の虐待に関しては適切な写真が掲載されているのですが、下方にあるレイプ写真は、“Sex in War”というアメリカのハードコアポルノサイトの画像でした。CBSのロゴが入った刑務所内の写真が、60 Minutes IIというCBSの報道番組からキャプられたもので、現在議論を呼んでいるものです。

 ミラー誌に掲載された写真にも、真偽を疑う声が上がっているようです。
BBC、写真の信憑性に疑問
しかし、同連隊関係者は(1)兵士の小銃、帽子やトラックの種類が、イラクに展開する部隊のものと違う(2)虐待を受けている人物の服装や体に、暴行で生じるはずの汗、汚れ、傷跡がない−−などと指摘。写真がイラク国外で撮影された可能性があるとみているという。

 写真技術は、その視覚的効果の高さから、常にプロパガンダに利用されてきました。古くは『処刑された馬賊の首』や『線路わきに置き去りの赤ちゃん』、湾岸戦争の『油まみれの海鳥』、『サンゴ汚したK・Yってだれだ』などなど。

 情報の受け手はこうした捏造に惑わされない目を養う必要がありますが、一旦拡散してしまった情報は、たとえそれが嘘でも多数派や強者にとって都合の良いものなら、事実として定着してしまう危険性があります。嘘を嘘と見抜ける人でないと戦争は(ry です。
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