-------- AUTHOR: 宮本 TITLE: [diary] アラー BASENAME: post STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 CONVERT BREAKS: default ALLOW PINGS: 1 PRIMARY CATEGORY: 日記 CATEGORY: DATE: 10/17/2005 0:58:00 PERMALINK: http://type99-3.blogspot.com/2005/10/diary_17.html ----- BODY:
 東南アジア滞在も2週間を超えたある日、とうとう体調を崩した宮本。しかしその日は、現地時間22時30分までにケープタウンに国際電話をしなければ、仕事の上で非常にまずい事態を招く、という状況だった。しかし朝からの激しい熱と痛みと嘔吐と腹痛で前後不覚の僕は、寝台の上でうなるのみ、生死の境をさまよっていた。すでに、アラームのセットすらしていない。

 しかし、異国の地でも神はいた。おお、神の助け!今はラマダンなので、午前3時過ぎには街中のモスクからコーランの大放送が始まる。これは、各モスクののど自慢たちが、早朝からその美声を競うべく、拡声器でコーランを朗読(ホエ~~~ボエ~~~という感じ)する、毎日複数回あるイベントである。日本でそんな放送したら苦情が殺到するだろうが、イスラム教国ではほぼ全人口が3時に起きるので問題ない。

 そして僕も起きた。でもすぐ寝た。
----- EXTENDED BODY: ----- EXCERPT: ----- KEYWORDS: