-------- AUTHOR: 宮本 TITLE: [diji] ソニーCCCDショック BASENAME: post STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 CONVERT BREAKS: default ALLOW PINGS: 1 PRIMARY CATEGORY: 日記 CATEGORY: DATE: 11/18/2005 1:12:00 PERMALINK: http://type99-3.blogspot.com/2005/11/diji-cccd.html ----- BODY:
ITmediaニュース:SONY BMGのコピー防止CDがrootkitを組み込む
「ほとんどの人はrootkitとは何かを知らないのだから、気に掛けたりしないのではないか」とSONY BMGのグローバルデジタルビジネス担当社長トーマス・ヘス氏
ITmediaニュース:SONY BMGのrootkit的手法、集団訴訟の可能性

 SONYのスパイウェアもどきがいかにして全世界のPCにインストールされたか。
かの悪名高きCD状であってCDでないCD、CCCDをPCで再生しようとすると、謎の専用再生ソフトをインストールするように求められるわけですが、それに仕込んであったわけです。

 例えば東芝にしろSONYにしろ、製品開発技術は世界トップクラスのものを持っていて、それなのになぜポータブル音楽プレーヤーのフィールドではiPodにここまで水を空けられているか。結局は自社コンテンツ産業として音楽の提供側に回ってしまったために、著作権問題でがんじがらめになってしまったからでしょう。逆ロビンスペシャルをかけられてしまった状態なわけです。

 その辺が実に惜しいなあと思うけど、成長した企業がコンテンツやメディアを保有したいと考えるのは、マズローの欲求階層説のようなもので、ある種の必然のようなものなのかもしれない、と思いました。SONYが“ソニーショック”から抜け出せるのはもっと先の話になりそうです。
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